超人気大学生サンバチーム ウニアンを堪能する方法
超人気大学生サンバチーム ウニアンを堪能する方法
初めに
関東の大学生を中心に構成される超人気サンバチーム、ウニアン・ドス・アマドーリス(通称ウニアン)。
youtubeなどでも動画があふれており、若さ溢れる美しいダンスを一度は生で観てみたいと思っている人は多いと思います。
ウニアンはカメラおじさんを中心に非常に人気のあるチームです。
パレードによっては、見物人やカメラマンで超満員となり、何も準備をせずに行くと場所取りに敗れ、身動きが取れなくなり、おじさんの後頭部ばかりを見る羽目になってしまいます。
そこで、本記事ではウニアンを堪能するための心得をまとめておきます。
ウニアンの前にまずはサンバパレードについて知っておく必要があります。
サンバカーニバルを知る
サンバカーニバルは以下の3つに分類することができます。
1. 商店街系
2. 道路系
3. ステージ系
この3種類を意識せずしてウニアンを堪能することはできません。 それぞれについて攻略方法を記載します。
1. 商店街系
商店街の中をサンバチームがパレードするスタイルです。
多くのカーニバルがこれにあたり、代表的なものに武蔵小山パルム秋のポイント祭りなどがあります。通常は端から反対側まで歩き、Uターンをして戻ってくるのが一般的です。
商店街系の特徴としては、商店街の道が狭いので、ダンサーが目の前を通り、またダンサーの周りに立ち見の見物人であふれ返ることから、熱気あふれる熱いカーニバルになります。
ただ、見物人の多くがカーニバルが通り過ぎた後着いていこうと同方向に歩き始めるため、大行列となり場合によっては身動きが取れなくなるといったことが起きてしまいます。
実は商店街系はうまく行動すれば、何度も目の前でダンサーを観覧できる超おすすめのカーニバルです。また通常1日に2回カーニバルが行われるため、1回目を練習、2回目を本番として精度を上げていくことができます。
<良い点>
間近でダンスを鑑賞できる
上手く行動すれば何度もダンスを観覧できる
<悪い点>
全員立ち見のため一番前を取らないと見えない
狭い通路で人が多すぎて、身動きが取れなくなる場合がある
<攻略方法>
1. ルートを把握し、カーニバルスタート地点から一番近い商店街の十字路付近で先頭を陣取る
カーニバルが始まるとスタート地点の方に人が寄っていきますが焦らずその場で待機しましょう。
2. お目当てのダンサーが通り過ぎたら十字路から商店街を一旦抜け出る
先頭がエース級で可愛いダンサーは序盤にいることが多いです。ダンサーが通り過ぎたあとは見物人の波がやってきます。またダンサーの後は大勢の音楽隊も来ます。身動き取れなくなるため、早めに抜けましょう。
ちなみに1で十字路付近で待機しておかないと、抜け道が無く人の波に100%飲まれることになります。
3. 商店街の外の道を急いで通り、先回りして次の十字路から再度商店街に入り先頭を陣取る
商店街の裏道に行くと何人かは同じ動きをしている人に遭遇します。同志ですので笑顔で挨拶しましょう。
基本的にパレードはまだ遠くにあるはずなので簡単に先頭を陣取ることができます。
1と同様ですが、盛り上がっている方向に歩いてしまうと抜け道を確保できず身動きが取れなくなりますので我慢して待機します。
4. 2と3の繰り返し
十字路や裏に抜ける小道が無くなるまで繰り返します。
5. 最終的にサンバチームが商店街から抜ける出口ポイントを把握しておく
商店街を抜ける手前のポイントで止まってフィナーレをすることが多いので、タイミングよく4を抜けて最終ポイントに向かいましょう。
最終ポイントは早めに陣取っている人多いので上手く隙間を見つけて場所取りしましょう。
2. 道路系
車道規制された道路をサンバチームがパレードするスタイルです。代表的なものに浅草サンバカーニバルや神戸サンバカーニバルがあります。どちらも大変有名で日本屈指の規模を誇ります。
道路系の特徴としては、広い道路をサンバチームがパレードし、道の両脇を見物人が場所取りをして鑑賞するため、商店街系のように何度も繰り返しカーニバルを鑑賞ことはできません。
家族で座ってゆっくり鑑賞したい場合などにおすすめです。
ただし、屋外のため暑いので熱射病の注意が必要です。
また、最初の場所取りが命なので早めの現地入りが必須となります。
<良い点>
- ゆっくり鑑賞できる
<悪い点>
場所取りが命のため早めに現地入りする必要がある
同じカーニバルを繰り返し鑑賞することができない
暑い。日射病に注意が必要
<攻略方法>
1. 早めに現地入りし下記に注意して一番前を陣取る
車両規制の時間を把握しておくこと
浅草サンバカーニバルのように車道で鑑賞ができる場合は、車両規制と同時に一斉に場所取り合戦が始まります。場所取りのための場所取りをしておき、後は瞬発力の勝負となります。荷物は動きやすいリュックサックなどにしておいた方がよいです。
来賓席のすぐ横を陣取ること
道路系は同じダンサーを何度も鑑賞できません。道路系はダンサーにとって距離が長いため、途中でダンスを省略して歩いて目の前を素通りする場合が多々見受けられます。それに加えて来賓席の前は審査もあり、必ず長時間ダンスが行われるため近くを陣取ることをお勧めします。
日射病対策として日陰を意識すること
長期戦に備えコンビニやトイレの場所を把握しておくこと
※早めに現地入りできなかった時の裏技として、交差点を狙う方法があります。車両規制は通常パレード開始の直前に行われるため、交差点は場所取りができません。横断歩道付近で待機し、車両規制と同時にダッシュすれば一番前を確保できるかもしれません
2. 熱射病や長期戦に備えて下記の持ち物を用意しておく
飲料水
食料
簡易ベンチ
3. ステージ系
特設ステージ上でサンバチームがダンスを行うスタイルです。
攻略としては基本的には道路系と同じです。場所取りが命になります。
個人的にはステージ正面ではなく、やや後方もお勧めしたいです。場所取りに敗れた場合はがっかりせず横を目指しましょう。
正面からで分からないサンバの魅力に気が付くと思います。